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美容室の顧問税理士の費用相場はいくら?料金体系と選び方を税理士が解説

「美容室の経営を税理士に頼みたいけれど、顧問料っていくらが普通なの?」——独立してサロンを開いたオーナーや、これから開業を考えている美容師の方から、もっとも多くいただくご質問のひとつです。薬剤やカラー剤の仕入、ホットペッパービューティーの掲載料、店販の売上、スタッフへの給与や業務委託報酬など、美容室の経理は思った以上に項目が多く、「自分でやり続けるのは限界かも」と感じたときに、まず気になるのが費用面ではないでしょうか。

この記事では、美容室の顧問税理士の費用相場を、個人事業主・法人それぞれの目安としてわかりやすく整理します。あわせて、料金体系の見方(月額+決算料の従来型と、すべて込みのワンプラン型)、見積もりで必ず確認すべき項目、そして「安すぎる顧問料」に潜む落とし穴まで、サロン経営に詳しい税理士の視点で解説します。読み終えるころには、複数の見積もりを正しく比べられる目を持っていただけるはずです。

美容室の顧問税理士の費用相場はいくら?

まず大まかな目安からお伝えします。美容室を含む小規模事業の顧問税理士費用は、個人事業主で月額1.5〜2.5万円+年1回の確定申告料、法人で月額2.5〜3.5万円+決算料といったレンジが一般的と言われています。あくまで業界でよく見られる水準で、地域・売上規模・記帳をどちらが行うか・面談頻度などによって上下します。

事業形態 月額顧問料の目安 確定申告料・決算料の目安(年1回)
個人事業主(1店舗のサロン) 1.5〜2.5万円 月額の4〜6か月分が目安
法人(小規模な美容室) 2.5〜3.5万円 月額の4〜6か月分が目安

※上記は2026年6月時点で一般に見られる水準をもとにした目安です。出典統計に基づくものではなく、実際の金額は事務所ごとに大きく異なります。正確な費用は各事務所の見積もりでご確認ください。

ここで見落としがちなのが、「月額顧問料」とは別に、年1回の確定申告料や決算料が加算される事務所が多いという点です。月額だけを見て「安い」と判断すると、申告料を含めた年間総額では割高になっていた、というケースは珍しくありません。費用を比べるときは、「月額」と「申告料・決算料」を合算した1年あたりの総額で考えることが大切です。

顧問税理士の料金体系は大きく2パターン

美容室の顧問料の決まり方は、ざっくり2つのタイプに分かれます。それぞれの特徴を知っておくと、見積もりの構造が一気に読み解きやすくなります。

従来型:月額顧問料+決算料(申告料)

もっとも一般的なのが、毎月の顧問料に加えて、年に1回の確定申告料・決算料を別途支払う方式です。月々の負担は抑えやすい一方で、申告の時期にまとまった出費が発生します。さらに、後述する年末調整・給与計算・税務調査の立会いなどは「別料金」となっていることが多く、見積書の月額だけを見ても年間でいくらかかるのかが分かりにくいのが難点です。

ワンプラン型:必要な業務を定額にまとめる

近年増えているのが、記帳代行から月次の試算表、年1回の確定申告までをひとつの定額プランにまとめる方式です。毎月支払う金額が一定なので資金繰りの見通しが立てやすく、「申告月にいきなり大きな請求が来る」という心配がありません。サロンのように現金商売で月々の収支管理が重要な業種とは相性が良い体系といえます。ただし、プランに「何が含まれていて、何がオプションなのか」をきちんと確認することが前提になります。

比較ポイント 従来型(月額+決算料) ワンプラン型(定額)
毎月の支払い 月額顧問料のみ 定額(申告料込みの設計が多い)
申告月の負担 申告料がまとまって発生 追加なし(プラン内の場合)
年間総額の見通し 項目が分かれ把握しにくい 立てやすい
注意点 別料金の範囲を要確認 プラン内・オプションの線引きを要確認

どちらが得かは、サロンの売上規模や必要なサポート内容によって変わります。共通して言えるのは、「月額」ではなく「年間総額」で比べること。これが料金比較の大原則です。日々の経理をどこまで任せたいかが固まっていない場合は、記帳代行・経理代行のサポート内容を先に整理しておくと、必要なプランが見えやすくなります。

見積もりで必ず確認すべき項目

顧問料の金額そのものより大切なのが、「その金額に何が含まれているか」です。同じ「月2万円」でも、含まれる業務がまったく違えば、比較になりません。見積もりを受け取ったら、最低でも次の項目を確認してください。

  • 記帳代行は含まれるか——レシートや通帳のデータを丸ごと預けて記帳してもらえるのか、それとも自分で会計ソフトに入力したものをチェックしてもらうだけなのか。サロンは仕入や経費のレシートが多く、ここが含まれるかで負担が大きく変わります。
  • 確定申告料・決算料は別か込みか——月額に申告料が含まれるのか、年1回別途請求されるのか。年間総額に直結する最重要ポイントです。
  • 月次試算表の提供や面談はあるか——毎月の数字を見せてもらえるか、相談は何回まで・どの手段(電話/メール/対面)で受けられるか。
  • 年末調整・給与計算の扱い——スタッフを雇用している場合、これらが含まれるかオプションか。
  • 税務調査の立会いの扱い——いざというときの立会いが顧問料の範囲か、別料金か。
  • 業務委託スタッフの源泉徴収の判断——面貸し・業務委託の美容師への報酬は、所得税法に列挙された報酬に該当しないため原則として源泉徴収は不要です。ただし、実態が雇用と判断される場合は給与として源泉徴収が必要になります。この線引きを相談できるかも確認したい点です。

確定申告そのものをどこまで任せられるかが気になる方は、確定申告サポートの内容もあわせてご覧ください。青色申告特別控除は最大65万円(e-Taxによる申告など一定の要件あり。紙提出は55万円、簡易簿記は10万円)で、要件を満たして申告できるかどうかで手取りが変わってきます。

安すぎる顧問税理士の費用に注意

「月額9,800円」「格安」といった表示を見ると魅力的に感じますが、料金が相場よりも極端に低い場合は、その理由をしっかり確認しておきましょう。安さには、たいてい次のような条件が隠れています。

  • 記帳は自分で行う前提——記帳代行が含まれず、会計ソフトへの入力はオーナー任せ。結局、手間は減りません。
  • 訪問・対面の面談がない——やり取りはメールやチャットのみで、込み入った相談がしにくい。
  • 質問・相談の回数に上限がある——「相談は月◯回まで」と制限され、超えると追加料金。
  • 確定申告料・決算料が別で割高——月額は安いが、申告時にまとまった請求が発生し、年間では相場並みかそれ以上になる。

安いこと自体が悪いわけではありません。問題は、金額と業務範囲が見合っているかです。サロンの経理に本当に必要なサポート(仕入の多いレシート整理、月次の数字の把握、スタッフの給与・報酬の処理など)が含まれているかを見極めることが、結果的にいちばんのコスト削減につながります。料金の内訳とサポート範囲は、よくある質問でも詳しくご案内しています。

美容室専門税理士フェリスの顧問料:月額19,800円のワンプラン

美容室専門税理士事務所フェリス(FELICE)では、上でご説明した「ワンプラン型」を採用しています。料金は月額19,800円(税込)の1プランのみ。複雑な料金表はなく、年間でいくらかかるのかが最初から明確です。

このプランには、次の業務が含まれており、プラン内の業務について追加請求はありません

  • 記帳代行(レシートを郵送、またはLINEで撮影して送るだけ)
  • 毎月の月次試算表の作成
  • 年1回の確定申告(個人の青色申告)
  • 消費税申告
  • 税務・経営相談(電話/メール/LINE)
  • 融資・補助金のご案内

レシートを送るだけで経理が完結するため、「カラーやパーマで手がふさがって帳簿に手が回らない」というサロンの現場にもなじみやすい仕組みです。

一方で、次の業務はプランには含まれないオプション(別料金)です。サロンの状況に合わせて必要なものだけをご利用いただけます。

  • 給与計算・年末調整
  • 法人決算
  • 税務調査の立会い
  • 創業融資の本格的な支援

「うちの場合は年間でいくらになるの?」という具体的な費用感や、オプションを含めたお見積もりについては、料金プランのページで詳しくご案内しています。スタッフを雇って法人化を検討している段階の方は、法人化サポートもあわせてご確認ください。

料金だけでなく「選び方」も大切

顧問税理士は、一度依頼すると長くお付き合いする相手です。費用相場を押さえたうえで、最終的には「美容業界の事情を分かってくれるか」「相談しやすいか」「自分のサロンの規模や将来像に合っているか」といった観点で選ぶことが、満足度を大きく左右します。

料金の比較とあわせて、失敗しない税理士の選び方のポイントを知りたい方に向けては、別の記事で詳しく解説する予定です。費用と選び方の両面から検討することで、長く頼れるパートナーが見つかりやすくなります。

まとめ:美容室の顧問税理士費用は「年間総額」と「業務範囲」で比べる

美容室の顧問税理士費用の相場は、個人事業主で月額1.5〜2.5万円+確定申告料、法人で月額2.5〜3.5万円+決算料が一般的な目安です(2026年6月時点)。ただし大切なのは金額そのものよりも、次の3点です。

  • 月額ではなく、申告料・決算料を含めた年間総額で比べる
  • その料金にどこまでの業務が含まれるか(記帳代行・申告・給与・調査立会い)を確認する
  • 安さの裏にある条件(記帳は自分・面談なし・相談回数制限)を見落とさない

これらを押さえれば、複数の見積もりを正しく比較し、サロンに本当に合った税理士を選べます。料金体系がシンプルで年間の見通しが立てやすいワンプラン型は、現金商売で月々の収支管理が重要なサロンと相性の良い選択肢のひとつです。判断に迷ったときは、専門の税理士に気軽に相談することをおすすめします。

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美容室・サロンの税務は、サロン専門の税理士におまかせください

大阪・堺の美容室専門税理士事務所フェリスは、記帳代行から確定申告まで月額19,800円(税込)でまるごとサポート。レシートを郵送またはLINEで送るだけで、経理がすべて完結します。関西全域・オンライン対応。見積もり比較中の方も、まずはお気軽にご相談ください。

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